船内艤装がほぼ完了した新造船「ともえ」の海上公試運転を本年2月3日(海上予行運転:2月2日)、新型コロナウイルス感染防止対策に万全を期した上で国土交通省検査官、金川造船㈱担当職員、当社職員、船長、機関長、各機器メーカーが乗船し行われました。
幸いにも両日は比較的好天に恵まれましたが、船内では張り詰めた緊張感が漂う中で大阪湾~明石海峡において繰り返し各種テストが行われ、2日間の試運転は無事終了し、艤装岸壁に再着岸、引渡し前(残り約3週間)の総仕上げに入りました。
※海上公試運転とは、造船の最終段階で行われる性能試験のことで、その船があらゆる項目において設計通りの性能を有するか否かを確認する、船にとっての最終テストとなります。海上予行運転は、海上公試運転の予備試験に相当します。
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